フィト発酵エキスプロジェクト委員会 ~糖脂質のパワーを、日本全国へ、世界へ~

フィト発酵エキスプロジェクト委員会

「フィト発酵エキス(パントエアアグロメランス培養溶解質エキス)」は、糖脂質の持つ自然免疫の活性化力を活用した化粧品素材です。

フィト発酵エキスプロジェクト委員会は、自然免疫を活性化する「フィト発酵エキス」の二十数年来の研究成果や、その有用性を、広く社会に発信していくために組織された委員会です。

私たちは、「フィト発酵エキス」が人の健康を支えるしくみに大きく関わっており、スキンケア効果や健康増進、広くは病気の予防から治療にまで役立つと考えて、研究を続けております。今後も、この可能性が未知数な「フィト発酵エキス」について研究開発を行い、有用性を最適化してまいります。

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フィト発酵エキスとは

フィト発酵エキスは、「白たかきび(ホワイトソルガム)」を用い、「パントエア菌」を発酵・培養して生み出された糖脂質エキスです。「白たかきび」はアレルゲン性の低い穀物で、小麦の代用として広く使用されています。「パントエア菌」は、小麦や米、じゃがいもなど、普段私たちが何気なく口にしている食物に共生している菌です。いずれも食経験のある安心な素材です。

わずかな量でも免疫活性化効果を発揮するのが特長で、同じ微生物成分でも、パン酵母の約10万倍、乳酸菌と比べても約1万倍の効果が期待できます。

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フィト発酵エキスへ寄せる期待

健康保険人吉総合病院
薬剤部・部長
福島ゆかり

人が外敵から身を守ること(健康を維持すること)に大きく関与する生体のシステムが免疫といわれるものです。外敵はまさに外から侵入する細菌もありますが、体内で発生する癌細胞や老廃物等を含みます。また傷ついた組織を治癒させることにも免疫は大きく関わっています。薬物等がなかった時代は病気の治療はこの免疫による自然治癒によるとことが大きかったのです。しかし、この免疫力も加齢やストレスがかかることにより低下します。免疫力を維持することができれば疾病の予防に大きく貢献することは期待できますが、具体的な手段についてはまだ確かな知見があるわけではありません。
一方、人は生まれてから微生物と共存して生きています。体内には様々な常在菌が存在しますし、むかしから微生物を活用した食品は多く、健康維持に活用してきました。
このような背景から微生物の構成成分である糖脂質が生体でどのように働くかが徐々にわかってきました。そして免疫力、特に自然治癒にかかわる免疫を賦活化することが明らかにされつつあります。
この糖脂質をうまく活用すれば、病院や西洋薬に頼らず健康を維持することが期待できるのではないかと思います。

 

社会福祉法人穂波会 特別養護老人ホーム天寿園
管理栄養士・学術博士(栄養学)
谷口芳枝

「小麦粉を水や酢で練った絆創膏が火傷や捻挫に効く」ということは、昔から良く知られています。この先人の知恵の根底にあったのが、パントエア菌の糖脂質であると考えられています。フィト発酵エキスの主成分である「糖脂質」は、先人の知恵に支えられ、かつ研究者たちの努力の末に生まれた、細胞に内側から働きかける画期的なスキンケア成分です。
一方、当園では、皮膚の乾燥による『老人性乾皮症』や『皮脂欠乏性湿疹』等で悩んでおられる方が多く見受けられます。糖脂質は、角質の水分保持やバリア機能を高める上に、症状がひどい場合に適用されるステロイドの代替剤としての役目を果たすだけでなく、ステロイドのような副作用の心配がありません。また、糖脂質は、抑痒効果も認められているため、美容面だけでなく、肌のトラブルにも対応できる万能的な成分であり、今後介護業界での活用も期待しています。

 

岡山県立大学
保健福祉学部栄養学科助教
中田和江

私たちの身体は私たちが食べた物で作られている―健康な身体づくりには、おいしいごはんに、お肉・お魚、野菜などをバランスよく適量に食べて適度に運動することが理想ですが、中々難しいのが現状です。そんな中、簡単に健康づくりができるように謳われた様々な健康食品が巷には溢れています。しかし、本当に効果のある安全で安心な食品としてエビデンスが得られているものは極わずかしかありません。糖脂質は、私たちの健康維持に重要な働きをするマクロファージを活性化する素材として、小麦や米に共生している菌から発見されました。動物実験などから糖尿病や高脂血症、アレルギー改善など幅広い疾患の予防・改善効果が得られ、ヒトへの効果も糖脂質を配合した食品の効果実証試験から次々と確認されている最中です。まだまだデータは少ないですが、今後自信を持って薦められる素材として発展してもらいたいと思っています。

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フィト発酵エキスの研究成果

1 線維芽細胞増殖効果

エイジングケア成分として人気のプラセンタは、成長因子や各種アミノ酸、ビタミンなどを豊富に含み、お肌の新陳代謝を促進する〝美肌の栄養源〟と言われています。このプラセンタと比較して「フィト発酵エキス」は、私たちの肌のハリや弾力のもととなるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す「線維芽細胞」を増やす力が、なんと約2倍もあることがわかりました。

また、「フィト発酵エキス」は植物性成分ですので、ウイルスや菌の心配がつきものの動物性プラセンタと違い、安心な植物性エイジングケア成分です。

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自然免疫応用技研株式会社調べ

2 肌のハリ・弾力UP

「フィト発酵エキス」は、体内に存在する「マクロファージ」と呼ばれる免疫細胞を活性化する働きがあります。マクロファージが活性化すると、老廃物を食べて消化し、新陳代謝を活発にし、細胞増殖因子の産生量が増えます。これにより真皮の線維芽細胞が増殖すれば、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどの肌に欠かせない成分が生み出され、肌のハリや弾力が増します。

実際に、保湿にも効果があると言われるプラセンタと比較してみても、約1.37倍ヒアルロン酸が増加していることがわかりました。

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「フィト発酵エキス」がお肌に浸透し、「マクロファージ」を活性化   活性化した「マクロファージ」が成長因子(FGF)を増加させ、それにより線維芽細胞が増殖
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フィト発酵エキス、プラセンタエキスを4時間作用させたTHP-1細胞の培養上清を用いて、72時間処理したNBIRGB細胞の培養上清中のヒアルロン酸量を測定した。

自然免疫応用技研株式会社調べ

3 ターンオーバー促進

肌は日々生まれ変わっており、ひとつの細胞の寿命「ターンオーバー」は、一般的には約28日といわれています。しかしながら、このターンオーバーは年齢を経るごとに周期が長くなります。個人差はありますが、20代のころには28日周期だったのが、30代になると約40日、40代では約60日、さらに60代以降は3カ月超になります。

「フィト発酵エキス」は肌の成長因子(FGF-2)を増加させることで皮膚新生を助け、ターンオーバーを促進し、本来肌が持っている生まれ変わる力を引き出します。遺伝子発現検査でも、「フィト発酵エキス」の有無で調べた結果、約10倍も肌の成長因子が増えていることがわかりました。 また、実際に人の皮膚で検証した結果でも、ターンオーバー促進効果がみられました。

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【健常肌のターンオーバー促進効果】

スタート 12日目 20日目 23日目

健常肌のターンオーバー促進効果

A(左):フィト発酵エキスあり  B(右):フィト発酵エキスなし

両腕に蛍光物質を塗った絆創膏を24時間貼り付けた後、左腕(写真A)にはフィト発酵エキス配合のふきとり化粧水、右腕(写真B)には市販のふきとり化粧水を朝晩塗布してUV照射撮影。AはBに比べ蛍光物質が早く消え、ターンオーバーが早くなっていることがわかります。

自然免疫応用技研株式会社調べ

4 高保湿効果

「フィト発酵エキス」は、親油性(皮脂になじむ部分)と親水性(水になじむ部分)の二つの特性を兼ね備えた特徴的な分子構造をしています。そのため、肌の表面に塗布すると親油性の部分が皮脂になじみ、親水性の部分が水分を保持する役目を担い、皮膚の保水力を高めます。シワ・シミ・たるみなどの原因となる乾燥から角層を守ることができる素材です。

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5 抵抗力アップ

「フィト発酵エキス」が肌に浸透すると、「マクロファージ」が活性化。肌のバリア機能が高まり、ダメージを引き起こす細菌やウイルスから肌を守ってくれます。また、免疫バランスが正常化され、アレルギーやアトピーを緩和します。写真のように、アトピーの疾患部に塗布した臨床試験でも、改善効果がみられました。

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【アトピー疾患部の4週間後の肌キメの改善例】

アトピー疾患部の4週間後の肌キメの改善例
二次元皮膚表面画像解析装置ビジオスキャンで撮影

フィト発酵エキスは、肌のダメージや傷などの回復をさせる作用があり、上記の写真はアトピーの荒れ肌が改善した例です。

自然免疫応用技研株式会社調べ

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